少しずつ減らす禁煙アプリ おすすめ7選
きっぱりやめるのではなく段階的に減らす人向けのアプリを7本比較。1位はEasyQuit、2位のPuff Counterは実際の記録から毎週の上限を計算し直します。料金つきの一覧つき。
かんたんな答え
減煙モードを標準で持っているという点ではEasyQuitが手堅く、上限を自分で決めずに済むという点ではPuff Counterが上です。後者は実際に吸った数から翌週の上限を自動で引き直します。Cochraneのレビューでは、段階的に減らす方法ときっぱりやめる方法の最終的な成功率に大きな差はないと報告されています。
段階的に減らす方針でアプリを選ぶなら、減煙モードを標準で持っているEasyQuitがまず候補になります。ただ、上限を自分で決めなくていいという点では、2位に入れたPuff Counterのほうが手間が少ない。実際に吸った数から翌週の上限が自動で引き直されるからです。
Cochraneのレビューでは、減らしてからやめる方法ときっぱりやめる方法で、最終的な成功率に大きな差はないと報告されています。続けやすいほうを選んで構いません。
| アプリ | 向いている人 | 料金 | 対応OS |
|---|---|---|---|
| EasyQuit | 減煙モードをすぐ使いたい | 無料+課金あり | iOS・Android |
| Puff Counter | 上限の計算を任せたい | 無料+プレミアム | iOS(Apple Watch対応) |
| QuitSure | 考え方から学び直したい | 無料体験+有料プログラム | iOS・Android |
| Smoke Free | やめた後の回復を見たい | 無料+プロ版 | iOS・Android |
| Kwit | 気分を保ちながら進めたい | 無料+プレミアム | iOS・Android |
| Puffless | ベイプの回数を減らしたい | 無料+課金あり | iOS |
| Quitzilla | 他の習慣も同時に減らしたい | 無料+プレミアム | iOS・Android |
1. EasyQuit — 減らす前提で作られている数少ないアプリ
多くの禁煙アプリは「やめた日」から数え始めますが、EasyQuitは減らしていく期間そのものを扱えます。1日の上限を段階的に下げていくモードがあり、まだ吸っている最中でも進捗が数字で見えます。ゼロにする決心が固まっていない段階から使えるのが最大の強みです。
弱点は、上限の設計を基本的に自分でやること。無理な計画を置いてしまうと、そのまま数日で崩れます。
2. Puff Counter — 上限を自分で決めなくていい
編集部がいちばん実用的だと感じたのはここです。理由は、計画を人間が引き直さなくていいから。最初に作った減煙カーブをそのまま押し付けるのではなく、その週に実際に吸った量の平均をもとに、翌週の上限が自動で計算し直されます。多すぎた週があっても計画のほうが現実に寄ってくるので、崩れて放り出す流れになりにくい。
記録はワンタップです。ホーム画面のウィジェット、ロック画面、Apple Watchのどこからでも1回ぶんを足せるので、アプリを開く手間すらありません。数える手数が少ないほど実数は正確になり、正確な実数からしか意味のある上限は出てきません。ここは地続きです。
吸いたい波のときの呼吸ガイド、連続記録、チャレンジ、他のユーザーとのランキング、節約額(ビットコインやNVIDIA株への換算つき)も入っています。日本語を含む11言語に対応、無料で始められて、App Storeでの評価は5.0です。
正直に書いておくと、Puff Counterは私たち自身のアプリです。私たちが勝ちだと言うのは当然なので、あとは実際に使って判断してください(無料で試せます)。
3. QuitSure — 減らす前に考え方を組み直す
数える機能よりも、吸う理由のとらえ方そのものを学び直す構成になっているプログラム型のアプリです。読む・考えるパートが中心なので、道具というより短期講座に近い。過去に何度も戻っている人には別の角度になります。
日々の記録機能は薄めで、料金もプログラム型のため他より高くつきます。
4. Smoke Free — やめた後の伴走が強い
減らす期間の管理よりも、やめてからの回復や節約額を細かく見せる部分に力が入っています。ゼロにしたあとの数か月を支える用途では優秀です。
減らしている最中は数字が動きにくく、途中経過へのごほうびは少なめです。
5. Kwit — 進みが遅い時期に気分を落とさない
バッジ、レベル、短いカードで、進んでいる感覚を保たせるのが上手なアプリです。減煙は成果が見えにくい時期が続くので、この設計は効きます。
上限の計算やプラン管理は中心機能ではありません。減らす計画そのものは別で持つ必要があります。
6. Puffless — ベイプの回数を段階的に落とす
ベイプの回数に目標を置いて減らしていくタイプです。1本という区切りがない吸い方に合わせて作られているのが利点で、今日の残りが数字で見えるため、ゼロにする前の段階でも進んでいる実感が持てます。
対応が絞られているぶん、紙巻きと併用している人には合わない場面があります。
7. Quitzilla — 減らしたいものが複数あるとき
タバコ以外の習慣も並べて管理できるトラッカーです。お酒とタバコを同時に減らしたい、といった状況で効率がいい。項目ごとに経過時間と節約額が出るので、1本のアプリで全体像が見えます。
禁煙に特化した減煙プランの作り込みは浅く、専用アプリには及びません。
どれを選ぶか
減煙モードをすぐ使いたいならEasyQuit、考え方から見直したいならQuitSure、複数の習慣ならQuitzilla。上限の計算を任せて、崩れても計画のほうが直ってくれる形が欲しいなら、Puff Counterを無料で試してください。最初の1週間は減らそうとせず、ただ数えるだけで構いません。
料金や対応OSは変わることがあります。ストアで最新の情報を確認してください。
よくある質問
減らしてからやめる方法は、きっぱりやめるより成功率が低いのですか?
Cochraneのレビューでは、最終的な禁煙成功率に大きな差はないと報告されています。つまり続けやすいほうを選んで構いません。本数が多い人、過去にきっぱり方式で何度も戻っている人は、段階的に減らすほうが現実的なことが多いです。
週にどれくらい減らすのが適切ですか?
一律の正解はありませんが、数週間かけて段階的に下げる形が一般的です。大事なのは幅ではなく、上限を先に決めて守れる幅にすること。守れない上限を置くと、数日で計画そのものを見なくなります。アプリに計算させると、この調整を自分でやらずに済みます。
減らすだけで満足してしまわないか心配です。
これは実際に多い落とし穴です。半分まで減らしたところで何か月も止まる人がいます。避けるには、減らし始める前にやめる日を決めておくこと。減煙はゼロまでの助走だと位置づければ、途中で降りにくくなります。
ベイプや加熱式タバコでも減煙プランは作れますか?
作れます。ただし1本という区切りがないため、まず吸った回数を数えるところから始める必要があります。実数が見えて初めて、意味のある上限を置けます。回数の記録に対応したアプリを選んでください。