アイコスは年間いくらかかる?本体とスティックの合計
加熱式タバコの費用は、スティック代だけでは終わりません。本体の買い替え、故障、紙巻きとの価格差の縮まり方まで含めて、1年分の合計を自分の数字で計算する方法をまとめました。
かんたんな答え
加熱式タバコの年間費用は、1箱の価格に1日の箱数を掛けて365倍した金額に、本体の購入費と買い替え分を加えたものです。本体は数年で交換する人が多く、故障や世代交代もあります。紙巻きとの価格差は税制の見直しにより縮まる方向にあり、安いから続けるという理由は弱くなっています。
加熱式タバコの費用を考えるとき、多くの人はスティック代だけを見ています。実際にはそこに本体があり、買い替えがあり、付属品があります。
まず自分の数字を出しましょう。計算式はシンプルです。
1箱の価格 × 1日に使う箱数 × 365 + 本体の年間負担
これだけです。頭の中で概算せず、一度きちんと計算してみてください。この数字は、たいてい想像より大きくなります。
本体の費用は一度きりではない
加熱式タバコの本体は、買って終わりではありません。
- バッテリーは使うほど劣化します。加熱の失敗や充電の持ちが悪くなる時期が来ます。
- 落として壊す、なくす、というのは実際によくあります。
- 新しい世代の製品が出るたびに、対応するスティックが変わることがあります。
- 予備として2台目を持っている人も少なくありません。
本体価格を「使う年数」で割った額を、年間費用に加えてください。数年で買い替えるなら、その分は毎年かかっている費用と考えるのが正しい計算です。クリーニング用品や充電器も、金額としては小さくても積み上がります。
「加熱式のほうが安い」はどこまで本当か
切り替えの理由として、安さを挙げる人がいます。ここは確認しておく価値があります。
スティック1箱の価格は、紙巻き1箱と大きく変わらないことが多いのが実情です。そこに本体代が乗るぶん、初年度はむしろ高くつくこともあります。
さらに、加熱式タバコの税率は紙巻きに近づける方向で段階的に見直されています。つまり価格差は今後さらに縮まる可能性があります。安さを前提にした選択は、前提そのものが動いているということです。
見えにくい出費もあります。切らしたときにコンビニで買い足す分、出先で本体を忘れて紙巻きを買う分、キャンペーンにつられて増える分。まとめ買いをすると1本あたりは下がりますが、手元にある本数が増えるぶん使うペースも上がりやすくなります。安く買うことと、支出が減ることは同じではありません。
1年分の金額を、別のものに置き換えてみる
金額を数字のまま眺めても、なかなか実感になりません。だから置き換えてください。
自分で計算した年額が、何になるかを具体的に考えます。旅行なら何回分か。買おうか迷っていたものなら何個分か。毎月の積立に回したら1年後にいくらになるか。
そして、その金額が去年も、その前の年も出ていったことを思い出してください。10年吸っていれば、10年分です。この計算をすると、多くの人がしばらく黙ります。
ここで大事なのは、罪悪感を持つことではありません。この支出は今日から変えられる、という点です。使わなかった分は、その日のうちに手元に残ります。効果が翌日から出る種類の変化です。
減らした分は、そのまま戻ってくる
完全にやめなくても、効果は出ます。費用は本数にほぼ比例するからです。
1日20本を16本にすれば、年間支出は2割減ります。半分にすれば半額です。禁煙の話は「ゼロにできなければ意味がない」と思われがちですが、お金に関してはそんなことはありません。減らした分だけ、確実に戻ってきます。
この即効性は、減らす動機として意外に強く働きます。健康の変化は数か月かかることもありますが、支出の変化はその日のうちに起きるからです。
お金以外にかかっているもの
費用を計算したついでに、時間も出してみてください。
1本に3〜5分かかるとして、1日20本なら1時間を超えます。それを365日続ければ、年間で丸2週間分に迫る時間になります。移動や場所探しを含めれば、さらに増えます。
この時間は、健康の変化を待つまでもなく、今日から戻ってくる部分です。本数を4本減らせば、その日のうちに20分前後が空きます。
もう一つ、目に見えにくいコストがあります。残りの本数を気にする、出先で買える場所を探す、吸える場所を確認する。この小さな計算が1日に何度も走っています。本数が減ると、この負荷も一緒に減っていきます。
今日の2分
まず、今日使った本数を数えてください。それから、1箱の価格を本数で割って1本あたりの単価を出し、今日の本数を掛けます。今日1日で使った金額です。
その金額を365倍したものが、今のペースで1年間に出ていく額です。本体代を足すのを忘れずに。
Puff Counterは記録した本数から節約額を自動で積み上げていくので、減らした日にいくら残ったかがその場で見えます。まずは今日の本数と、今日の金額を確かめるところから始めてください。
よくある質問
加熱式タバコは紙巻きより安いですか?
スティック1箱の価格は紙巻き1箱と大きく変わらないことが多く、そこに本体代が加わります。加熱式の税率は紙巻きに近づける方向で段階的に見直されており、価格差はさらに縮まる可能性があります。安さを理由に選ぶ根拠は弱くなっています。
年間費用はどう計算すればいいですか?
1箱の価格 × 1日に使う箱数 × 365日で、消耗品の年額が出ます。そこに本体価格を使用予定年数で割った額を足してください。実際には予備の本体、充電器、クリーニング用品なども加わるため、この計算はやや控えめな数字になります。
本体はどのくらいの頻度で買い替えますか?
使い方によりますが、バッテリーの劣化や故障、新しい世代への移行で数年ごとに買い替える人が多い製品です。買い替えのたびに専用スティックの種類が変わることもあり、それ自体が費用に含まれると考えたほうが現実的です。
本数を減らすと費用はどれくらい変わりますか?
費用は本数にほぼ比例します。1日20本を16本に減らせば、年間の支出は2割減ります。半分にすれば半額です。この効果は初日から発生し、続けるほど積み上がるため、完全にやめる前の段階でも金額として実感しやすい部分です。